「…。」
……………
どんだけ爆睡してんねん!
なかなか起きない連に心の中でツッコミを入れる。
そして、その次の瞬間
――バンッ――
「連!」
「ギャッ!!」
突然、ドアが開いた。
「って、寝てるのか…。」
そして、連を見てすぐにドアを閉めた。
…何だったんだろう…。
さっきの状況が呑み込めない私は首を傾げる。
――バンッ――
「って、女の子!!??」
「ギャァアッ!!」
また急に入ってきた謎の男の人を驚き過ぎて涙目になった目で見る。
…ん?
誰かに似てる…?
ドアノブを握りしめたまま硬直している男の人の顔をジロジロと見つめる。
うーん。誰だろ?
思い出せない。
私はまた、首を傾げる。
すると、さっきまで硬直していた男の人がハッとした表情をして、凄い勢いで私に近付いてきた。
え?な、何?
あまりに真剣な顔をしている男の人が少し、怖く感じた。
でも、連が上に乗っかってるから逃げられない。

