赤い狼 参






考えろよって言われてもねぇ…。



そう思いながらもちゃんと考える私は馬鹿なのだろうか。



まぁ、馬鹿でもぃぃけど。



でも、考えても結局は"私、隼人に何かしたっけ?"という疑問で。



ん゛?


と私が悩んでいると




「お前って棗の事、好きなのか?」




痺れを切らしたように私に言った。




「んっ?」



突然の隼人の質問に目を丸くさせる。



……はい?私が棗を…?




「やっ、ないない。絶対にない!塚、そんな事言ったら棗が可哀想じゃん。」



あり得ない!と首をブンブン振る。



「何でそう言いきれるんだ。」



そんな私に隼人が眉毛を少し吊り上げてる。



「だって私に想われるとか、可哀想じゃん!」


この私だよー?と笑うと隼人はフウッと息を吐いた。




「…やっぱりお前、棗の事好きなんじゃねぇか。」



「え。何でそうなった?」




意味が分からない。という顔を隼人に向けると、隼人はあからさまにウザそうな顔をした。