「お前なぁ…」
喋っている途中で割って入ってきた奏を怒ろうと棗は画面から視線を外す。
そして顔を上げると奏に殺されかけている連が目に入った。
「あ、連。お帰り。」
「お~、本当だ。連じゃん。さっきは堂々の告白、ごちそうさま。」
棗と銀は連が死にそうなのにも構わず、連に話し掛ける。
「……ゴホッ、…ゲホッ、いや、助けろよ。」
少し時間が経ってから解放された連はさっきまで奏に首を絞められていた辺りをサスサスと手でさする。
「いや、まだ大丈夫かなと思って。」
「そんなんで死んじまったら《SINE》の名が泣くぜ~?」
「そんなに絞めて無かったから大丈夫だって~。」
連の呟きに三人はどうでもぃぃように話す。
そんな三人の様子を見て連は
コイツ等は本当に俺の事を仲間と思ってんのか、
と疑うが…よく考えてみると、コイツ等が何を考えているのかは普段あんまり考えないから考えるだけ無駄だった事に気付いた。
ま、いっか。
面倒臭くなってきた連は考える事を止めた。

