奏は銀が稚春を好きなのに、隼人と棗に遠慮して気持ちを隠してるのかと思って心配していたが、銀の様子を見て
その可能性は無いな
と少し安心した。
「まぁ~、銀は稚春を好きになったら直ぐにアタックしそうだもんな。」
奏がボソッと呟くと銀が気が付き、さっきから何言ってんだ?と首を傾げてきた。
その問い掛けに、別に~?と答えると、奏は部屋を出ていってしまった。
「…何だ?アイツ。」
「さぁ…。連を探しに行ったんだよ、きっと。」
出ていった奏の後ろ姿を見つめながら首を傾げる銀に棗はパソコンを弄りながら答える。
「…お前、少しは片付け手伝えよ。」
「は?やらないに決まってんじゃん。何で俺が…。
掃除をサボってた隼人がやればぃぃ話なんだよ。」
パソコンを弄ってる棗が画面から視線を外さずに答えると銀は
それもそうだな。
と納得した。
「じゃぁ、girlsトークならぬ、boysトークをしよーじゃねぇか。」
「はっ?何言っ「するする~!」」
棗が喋っている途中で、いつの間にか帰ってきていた奏が割って入ってきた。

