「下は、サイズが合わねぇで下がるって言うから冗談で脱げば?つったら本当に脱ぎやがった。
つぅーか、揺らすな!脳が揺れて気持ちわりぃ。」
グラグラと激しく揺らされながら答えていたけど、これ以上揺らされると気持ち悪くなりそうなので銀の頭を叩いて動きを止めた。
そして銀の動きが止まったのを確認して、棗はまた口を開く。
「しかも、同じ布団の中とか密着度高過ぎ…。」
「…お前、よく我慢したな。つぅーか、それは襲って当然だな。」
「本当~。俺なら速攻、喰ってるねぇ~。」
別にこれは銀達に伝えようとした訳では無かったが、銀達に聞こえていたみたいで、銀達は棗を憐れむように見つめた。
棗は奏の台詞を銀が言うのはともかく、奏がそれを言う処を稚春が見たら、
さぞかし驚くんだろうな、と驚いた稚春を想像した。
だって、稚春は奏は女に興味ねぇと思ってるからな。
本当は、銀の次に女遊びが激しい事は稚春には内緒にしていた方がぃぃな。
…と考えているとふと、一つの疑問が頭を過った。
「…そういえば最近、奏は稚春に本性を時折見せるようになったな?」
そう言ってチラリ、奏を見ると…

