赤い狼 参






でもまぁ、連のプロポーズは、嬉しかった。



塚…そのプロポーズ、受けても




「ぃぃけど。」




「「「「は?」」」」




あ。今のは?も私じゃないよ。



隼人達だから。




「連なら、ぃぃよ。」




連の目を真っ直ぐ見つめて言う。



塚、結婚相手、連だったら良かったのにね。


私、ホントに運が悪いのかなぁ。



…ってそんな事、今更考えても遅いか。


迫ってくる結婚の事を頭から消すように、ブンブンと頭を振る。


今はそんな事、考えたくない。




そして、まだ頭を振っている私に





「じゃぁ、俺の親父に逢ってみるか?」





連はとんでもない事を言い放った。






「「「「「は?」」」」」





今度は隼人達と私の声が重なった。



…今…




何ておっしゃいました?





口をあんぐりと開けている私を見て、連はフッと鼻で笑う。




「そんなに驚くなよ。正直、結婚とかしねぇでもぃぃからさ。


ただ、稚春を親父に見せておきたいんだよな。」



「…何で?」





素直に何で?と思って聞いたのにこの時、連は悲しそうに笑った。





…そして、