赤い狼 参






「…だから稚春、全部口に出てる。」



「稚春って、馬鹿なのか?」



「馬鹿なんだろ。」



「脳みその中、何も詰まってないんじゃないの~?」



「稚春は、何をしてても可愛ぃぞ!」





殺。




一番最後以外、殺す。




一番最初に言葉を発した棗は


はぁ。


と短く、ため息をついて馬鹿にしたように私を見てきている。



その後の隼人は冷ややかな目で私を見てきた。



銀は、頭を抱えている。



奏の笑顔が眩しい。

塚、何故か笑顔が黒いのは私の気のせいなのだろうか。




…そして、連。




「連だけだよ!連、好き!」



「俺も!」




あぁ。



このまま、家に持って帰りたい。



そのまま、連の頬をスリスリとする。




すると、連も気持ち良さそうにして頬をスリスリしてきた。



そして、






「俺、稚春と結婚してぇ。つぅーか、結婚する!」






凄く笑顔でまさかのプロポーズをされた。




「「「「は?」」」」




え。今の私じゃないよ。

隼人達だよ。



隼人達を見ると、口をあんぐりと開けていた。



…顎、そのままだと外れるよ。