…棗ってこんな性格だったっけ。
ふと、疑問が頭をよぎる。
いや、もっとぃぃ人だった…筈!
「棗って、性格変わったよね…。」
「これが本当の俺だもん。」
へぇ。
………って、
「えぇ!?私、口に出てた!?」
「うん、思いっきり口に出してたよ。」
「キャハハハー!馬鹿じゃないの、稚春~。」
殺。
棗の後に喋った人物を探す。
語尾を伸ばして話すのはアイツしか居ない…。
やっぱり!
私の目に止まった腹黒ブリッ子は私を見て爆笑していた。
……………
出てくる言葉はただ一つ。
殺。
「奏は私に何か個人的な恨みがあるの!?昨日といい、今日といい!」
「いや、馬鹿だなぁ~と思って~。フフッ。」
奏は相変わらず笑っている。
…笑う処なんて一つも無いんですが。
「稚春、変な顔~!」
…てめぇ、この野郎。
「今度のチーズケーキ、奏だけいらないよね。よし、そうしよう。」
奏は私のお菓子が好きだから謝ってくるだろう。

