「稚春の事、大好きって感じ。」
…ん?おいおい、何だって?
私の聞き間違いだろうか。
さっきよりも大きい爆弾が投下されて、すぐに爆発した音聞こえたんだけど。
目を見開いて棗を見る。
冗談かと思っていたけど、真剣な表情をしていたから
え、まさか。
冷や汗が垂れ、思わず挙動不審な動きをとる。
いや、まさかね。
冗談でしょ。棗、冗談言って私を困らせたいんだ。そうだ、冗だ「言っておくけど稚春。冗談じゃねぇから。」
マジすか。
って、あ。
そうだった。全くもって忘れてた。
棗、エスパーだったんだ。
あぁ、そうか。と一人で納得していると
「棗、嘘じゃねぇんだな。」
隼人が棗に確認するかのようにもう一度聞く。
「本気だよ。」
そんな隼人を見て棗は少し笑った。
「ハハッ、じゃぁ俺等はライバルってか?」
「そうなるね。」
少し困ったように笑っている隼人に、にこやかに笑っている棗。
…話の内容が分からない。
私、馬鹿だからさ…。
隼人と棗の話、途中で分からなくなったんだけど。

