赤い狼 参






「ありがとう。」




私の対応は正しかったのか、棗は優しく笑った。



私もすかさずその笑顔に応えて、棗に笑い返した。




…うん。やっぱり棗にはその顔が一番似合う。




棗に笑顔が戻ってきた事に安心して、秘かに笑う。




「悪かった。お前の気持ち、分かってた。


分かってる上であんな事した。許せ、なんて言わねぇ。でも、悪かった。」




まだ謝るの!?



と驚いていると私のすぐ真上から声が降ってきた。



…あぁ、隼人に謝ったのか。




チラッと隼人を見る。



すると、真面目な顔して爆弾放り込んできた。









「お前、稚春の事好きなのか?」










ヒューードォンッ!





爆弾投下。



そして、その爆弾は素早く爆発した。