赤い狼 参






頭に?マークを浮かべる。



まぁ、私の心臓が気まぐれって事か。



納得して再び棗に視線を向けると




「昨日は本当にごめんね。俺、どうかしてた。


許してもらおうなんて思ってないけど…これからも仲良くしてくれる?」




とても不安そうな目をして頭を下げてきた棗の頭に、手をそっと置く。



そして、撫で撫で。




「…?」




棗は、何で?みたいな顔をしている。


まぁ、これが当たり前の反応だと思う。




「謝ってくれて、ありがとう。でも、棗だけが悪いんじゃないよ。私も色々と悪い処があったと思うし。」



「あ゙?」




……誰、今"あ゙?"って言った人…




部屋を見渡す。



あ、君か。



そこで目に入ったのは凄い形相で棗を睨み付けている連。



怖い、怖いよ。


まぁ、最後まで話聞こうよ。




顔に冷や汗が一筋、垂れる。




あぁ、恐ろしい。




「本当、ごめんね。稚春。」




まだ頭を下げて謝ってくる棗。



…なんかそこまでされると私もどうしたらぃぃのか分かりません。




取り敢えず…




「うぅん、もうぃぃよ。」




これでぃぃのかな?