「稚春ちゃん、さっきからブツブツ言ってて怖ぇぞ。」
銀さん、誰のせいだと思ってるんですか。
ジトーと銀に冷たい視線を向ける。
「そんなに見つめるなよ、照れるだろ。」
はい、無視。
此処は無視で通そう。
「で?結局、何で此所にずっと銀達が居るのか分かってないんだけど。」
再び、銀に冷たい視線を送る。
「…稚春ちゃんはそんなに俺等にこの部屋から出ていって欲しいのか。」
「うん。連だけ残して、今すぐ出ていって。」
「ひでぇ!!」
「銀、心配しないでももっと私にさっきから酷い事言ってるから。
これは、ささやかな仕返しだと思ってくれればぃぃよ。」
「ささやか!?もっとあるって事か!?」
「早く話してよ。もう疲れたんだから。」
「無視か。」
無視か。という言葉さえも無視する。
あー…なんか、眠たくなってきた。
目を片手で擦る。
「はぁー…分かった、話す。お前は俺等を殺す気か。」
「いきなり意味不明な事を言わないで下さいませんか。」
コイツ、馬鹿になったんじゃないだろうか。
いきなり"殺す気か"と言われても困るじゃないか。
いや、殺したいけれども。

