さっきから一々ムカつく銀を睨む。
マジでこいつ、ムカつく。
今すぐハッ倒したい。
「稚春ちゃんのクラスの成績なんて聞いてねぇんだよ。
俺が言いたいのは、何で俺等が此所にさっきから居るのか分かってねぇから、稚春ちゃんに馬鹿?って聞いたんだ。」
へぇ。
お前、馬鹿?
にそんな意味が含まれていたとは。
「…で?」
「は?」
「は?じゃないでしょ。何で此所にさっきから居るの?」
「自分で考えて下さい。」
「何で敬語。」
「稚春の馬鹿さ加減に呆れたからじゃないの~?」
「ビンゴだ、奏。お前には後でご褒美として何か買ってやる。」
「やったぁ~!」
お前等二人まとめてコロス。
「まぁ、そんな冗談は置いといてだな…」
待て待て。お前、絶対冗談じゃなかっただろうが。
塚、仮にあれが本当に冗談だったとしても、私は冗談だと認めないぞ。
あんなの、冗談にならない。
もっと優しい冗談にしろ。
ブツブツと心の中で呪文を唱えるように文句を言う。
あぁ…マジで今からブッ飛ばしたい。

