「お前が連に触れると汚れる。」
あんだと、こら。
銀をこれでもかというぐらい睨み付ける。
…でも、銀は私が睨んでいるのを横目で確認すると、鼻で笑ってまた部屋を片付け始めた。
…何だ、今の。マジでムカつくんだけれども。
あぁ…ブッ飛ばしたい。
プルプルと震えている手をギュッと握る。
稚春…落ち着け。
此処は我慢だ。
お前は大人だろう?銀みたいに子供じゃないだろう?
自分で自分に説得して、なんとか落ち着いた。
覚えとけよ、銀、奏。
後で茂さんにチクってやる!
あ、そういえば…
「隼人達の所に行かなくてぃぃの?」
確か、この話をしていた筈。
危ない、危ない。危うく忘れる所だった。
フウーと額の汗を拭うフリをする。
その様子を見ていた銀があからさまに大きく、ため息をついた。
銀…、お前、今日はとことんムカつく野郎だな。
「お前、馬鹿?」
「ん?クラスでは結構頭はぃぃ方だと思うよ。」
「聞いてねぇ。」
…は?何言っちゃってるの、この人。
さっき聞いてきたじゃないか。
馬鹿はお前だろうが。

