あらら…。
やっぱり叫んじゃった。
どうやら私には落ち着くという事は無理らしい。
ちゃんと10秒数えたのに。
…って、それ処じゃないってば!
塚、さっき私の声以外に男の低い声と高い声が二つ、混ざってたよね。
聞き間違いでも、空耳でも無いよね。
明らかに混ざってたよね。
疑いの目を奏と銀に向ける。
高い声と低い声なんてお前等ぐらいしか居ないだろうが。
塚、連が自分で私に可愛ぃって言って叫んでたら、それこそ病院に連れていかなければ。
っていうか、目の前の二人組が凄くムカつくんですけど。
腹立つんですけど。
蹴り入れてぃぃかなぁ?
拳をギュッと握る。
ん?何故、私がそんなにイライラしているかって?
それはね…やっぱり、コイツ等二人が原因だとしか思えないんだよね。
「おい!正気か!?目を覚ませ、連!コイツに騙されるな!
お前、女に飢えてんだったら俺が稚春ちゃんより可愛ぃ女の子紹介してやっから!
普段の連に戻るんだ!」
「駄目だよ~!連~!
こんな破滅的に宇宙人に近い顔を可愛ぃとか言っちゃぁ~。
馬鹿が調子に乗るでしょ~?」

