「ねぇ君! そこのいすに座ってる君!!」
誰のことなんだろ!? もしかして私?

トントン「君だよ!!ねぇ名前なんていうの?」
えっ!!どうしよう私しゃべれないのに
相手の気分悪くさせちゃう

「奏汰くんこの子声が出ないの」
由佳ちゃんありがとう!! 助かったよ

今助けてくれたのがゆういつの友達の長谷川 由佳ちゃん
由佳ちゃんは私が声が出なくても私の言いたいことをよく理解してくれる


「えっ!!そうなんだ
僕永瀬 奏汰っていうんだ よろしくね☆」
「この子は東城 眞凛」
「眞凛ちゃんかぁ~いい名前だね
突然だけど着いてきてね♪」

ど、どうしよう・・・
私が不安そうにしているのに気が付いた由佳ちゃんが
「眞凛いっておいで!! 大丈夫だよ」

そして私は永瀬くんに着いていくことにした