授業中、僕は本気で性格を変えようと思っていた。


よし・・・明日からだ・・・


まず――――


僕の今の性格は多分「「幼稚」」だから・・・


拓哉みたいになればいい!!

クールを装うんだ。

そうだそうすれば茉莉ちゃんも僕に惚れる可能性が・・・あるかないか。


よしとりあえず今は拓哉を観察だ。


僕は前に座って授業をうけている拓哉をじっと見詰つめた。