もうチャイムが鳴り終わった後。 人が一人も居ない廊下。 昇降口の隣にある保健室のドアには、カードが掛かっている。 “入ってどうぞ” 職員室にいます、と書いてあるときも勝手に入ってるけれど。 ドアに手をかけた。 「先ー生ー?試合近いから寝かせてー。」 「やっぱり来た。」 「え?」