喫茶冬景色

俺は、いつもの桜公園の前でぼんやりをあたりを見ていた。
 
よく見ると、まだ雪が積もっているとい言うのに木には小さな蕾が。
 
「あっ、なるほどね。マスターの言う素敵な春って言うのはこのことね。」 
 
ザッザッザっと雪を踏む足音がきこえて俺は後ろを振り返った。
 
「遅い!」
 
この声は…雅美?
 
「今日が6日目なんでしょ?」
 
「なんで?お前、俺ら今日別れただろ?」
 
「あんた、最低ね。初恋の人の顔も忘れたわけ?」
 
「だってお前、鈴木じゃないじゃないか?磯辺雅美だろ?」
 
「昔は鈴木雅美だったの!磯辺は母方の苗字よ。」
 
そっか、俺また同じ人に恋してたのか。
 
 
 
―――お互いが同じ意味をもつ永遠の恋ってないのですかね?
 
あると思うよ。それはね。
 
 
 
運命ってやつさ―――