「何で苦手…?」
ゴソゴソって布が擦れる音がして奏くんが私の方に寝返りを打ったのがわかる。
布1枚隔ててるだけで…、私達は見つめ合うように話ていた。
「お菓子ってさ…、適当に量とか入れたら失敗するんやって……本に書いてあってん。
私しっかり計るの苦手やから」
「あのさ…、華凛ちゃんって……O型?」
「……うん、そう。何でわかるの?」
カーテンの向こうからクスクス笑う声が聞こえる。
本当に…、私の何が奏くんにヒットするのか。
会う度に笑われてる気がするんだけどさ…。
「何ー?」
シャーっと自分の方のカーテンを開けたら奏くんのカーテンは閉まってなかった。
つまり……、開けた瞬間寝た状態で目が合っちゃって…。
「キッ…キャーーッ!!何で開いてんねーん!」
急いで頭まで布団を被った。
目が合ったせいで私の心臓はありえない位にバクバク。
心臓の音と呼吸がバラバラになりそう…。
「クククッ…だからな、そういう所が可愛いって言われるんちゃうの?」
「ぃやー!もう奏くんほんまに嫌や!可愛いとか言わんでよぉー…恥ずかしくて顔出せへん……」
ゴソゴソって布が擦れる音がして奏くんが私の方に寝返りを打ったのがわかる。
布1枚隔ててるだけで…、私達は見つめ合うように話ていた。
「お菓子ってさ…、適当に量とか入れたら失敗するんやって……本に書いてあってん。
私しっかり計るの苦手やから」
「あのさ…、華凛ちゃんって……O型?」
「……うん、そう。何でわかるの?」
カーテンの向こうからクスクス笑う声が聞こえる。
本当に…、私の何が奏くんにヒットするのか。
会う度に笑われてる気がするんだけどさ…。
「何ー?」
シャーっと自分の方のカーテンを開けたら奏くんのカーテンは閉まってなかった。
つまり……、開けた瞬間寝た状態で目が合っちゃって…。
「キッ…キャーーッ!!何で開いてんねーん!」
急いで頭まで布団を被った。
目が合ったせいで私の心臓はありえない位にバクバク。
心臓の音と呼吸がバラバラになりそう…。
「クククッ…だからな、そういう所が可愛いって言われるんちゃうの?」
「ぃやー!もう奏くんほんまに嫌や!可愛いとか言わんでよぉー…恥ずかしくて顔出せへん……」

