甘きゅん【完】

「このさ。
小さくて、赤くて、可愛い唇に…
初めて触れたんだろ?」


そう言って、煌大は、あたしの唇を親指で撫でる。


「許せるかよ、そんなこと。
だから――…
これからは禁止」


「…え?」


「そいつのことを思い出すのは、禁止」


「…えっ!?」


「キスも――…」


「きゃっ…」


「オレの、このキスしか、思い出すなよ?」


「//////」