甘きゅん【完】

え?
え?


どういうこと!?


不安が心と体をよぎり、腰にあてていた手を口元に当てた時――…


「はぁぁぁ…」


彼氏は呆れたようにもう一度、わざと大きなため息をつき、隣に座る女の髪を撫でながら、はっきりとわかるぐらい眉をしかめた。


「おまえさ。
何か、勘違いしてねぇ?
浮気相手は“おまえ”だし」