甘きゅん【完】

「ちょっと休憩」


だって…さ。


ベースって、思ってたよりも難しいんだもん。


だから…


「って!
みゆっ!!
ふざけんなっ!
マンガ読んでる場合じゃねーよっ!」


司が怒っても。


「あはは…じゃねぇよ…」


司が呆れても。


「やっぱ、いーや。
奥沢准とも、今日初めてしゃべれたし。
目も合わせれたし。
もう、さ。
夢が叶ったって感じ?」


あたしは、すっかり、逃げ出す体勢。