甘きゅん【完】

ふんだ。
そんなの、知らないし。


「えいっ」


颯斗の手をぎゅぅぅっと引っ張って、あたしの隣に引き寄せる。


「なんだよ?」


「本当かどうか、確かめるの」


「はぁ?」


「らくだのぬいぐるみと…
颯斗…
本当に感触が違うかどうか」


そう言って、颯斗が逃げられないように颯斗の両頬をぎゅっと包み込んだ。


「確かめるの。
今から颯斗にキスをして」