甘きゅん【完】

「あのね?
颯斗」


「ん?」


「だから…
あのね?」


「…なんだよ」


「あの――…」


「はぁ?
何だよ、柚月。
言いたいことあんなら、早く言えよ!」


「ん―…」


「あーもー!
イライラする!
つーか、もういい。
ノート見せろ」


あたしの横からフッとなくなる、颯斗の体温。