甘きゅん【完】




…そこまでは、覚えてる。


でも…


「な…な…なんでっ!?」


広いベッドの上、ガバっと起き上がったあたしが身に着けていたものは――…


明らかに、明らかに…男の子の…たぶん、九条くんのシャツで。


まさか、まさか…
あたしの服を脱がしたの…九条くん?


見た?
見た?


あたしの裸、見た?


いや――っ!!