甘きゅん【完】

…え?
生徒会長の初めて見る優しい笑顔と、


なんで?
キス!?


その2点に、目を丸くするあたしに、


「ん?」


生徒会長はクン…と、鼻をひくつかせ、あたしの胸元に顔を近づけた。


「甘すぎる香りだな。
鼻が溶けそうだ。
あんなものを、君はまた飲もうとしたのか?」


―え?


「自販機のそばには、寄り付かないんじゃなかったのか?」


―え?


「それにしても、またこぼすなんて。
君はつくづくついてないね?」