甘きゅん【完】

女なんて、くさるほど。
はいて捨てるほどたくさんいて。


どいつもこいつも区別なんか、まるでつかなくて。


どおいつもこいつも、ふたこと目には「つきあって」そんなことしか言わなくて。


だから、とりあえず――…


勢い抱き締めて
勢いキスして。
勢い全部を手に入れた。


そこには、感動とか嬉しさとか。
そんなものは全然感じなかったけど。


男と女なんか、そんなもんだろ。


そう思ってた。