面倒くさいな~、説明すんの…。

まあ、大した理由もないけど、族と組のことは言えないから…。

「…それは、帝王学園の特別クラスだったんだけど授業が簡単過ぎだから、サボったりしてたら学園がそれを許さなくて退学になった…。
私は、別に学校に行く気なんてなかったんだけど…。今日、朝いきなりここに通えって言われて、知らないうちに父親が勝手にここに転入届を出していたの…まぁー結果的に?兄貴達もいるし?京ちゃんや優ちゃんもいるの知って、面倒くさいけどしょうがないから今に至る…。」

はぁー…。まあ、サボってたのも本当のことだし?噓は言ってないけど、話すと長いから疲れる…。ただでさえ、今日は疲れてるのに…。

「す…凄い流れやな…」

「ですね」

「うん」

「…。」

「…分かった」