やっと、理事長室に着いた…。

あれから、ここまでの沈黙で死ぬかと思った…。

やっぱ、こいつは最悪な奴だ…。

とりあえず、入ろう…。

ーガチャッ

「優ちゃ「ガバッ」」

「くっ…苦しい」

「蘭ー!遅いかったな!」

ードスッ

「うっ」

「…苦しいったら!!…死んじゃうっての!!」

「(ノックなしか!?…てか理事長の優介さんのキャラが…そんな人を殴った??)」

「それより…早く寮の部屋教えて、優ちゃん」

「ん?なんで九龍院と一緒に来てんだ??」

「こっちが聞きたい…。」

「おい…。俺の可愛い蘭に手出したら殺すからな(黒笑」

「もう、いいから早く鍵、頂戴」

「はいよ。鍵取って来るから、待ってろ」