『朱堂 蘭  17歳 -----------』

「可笑しいですね。普通なら家庭のことやその人物の関係が出てくるはずなんですが…。」

確かに。隼人は、ハッキングが得意で情報管理を任せいた。

「あぁ…。なら、学園の方は?」

「やってみます。」

ーーーーーー……。

「出ました。…けど、こっちも同じです。」

「!?有り得ない…出ないということは、学園も家もあいつを隠してるってことだ。」

「えぇ。…そうですね。これは、直接本人に聞いてみるしかないのでは?気になって…いるのでしょう?…蘭さんが」

「…あぁ。だな。…それしかない。」

さて、あいつを捕まえに行くかーーーー。

鬼ごっこの始まりだーーー。