青春途上中〈2〉

気力だけで立っている。
もう立ってるのも必死だ。

「大丈夫か?」

「はは…、大丈夫じゃないかも…」

壁まで篠原は俺を運んで壁際に腰をかけた。

「ごめんね、黙ってて。
俺って自分勝手な奴だから」

「知ってたんだから黙ってるって言わねぇだろ」

篠原は祥太に煙草を手渡す。

「俺、篠原が本当の事知られたらって、いつも怯えてた」