口の端が上げる。

「ならねぇなぁ。
俺は祥太が必要だから、お前の隣にいるんだ」

俺だって篠原が大切で大好きで俺だけの篠原でいてほしい。

きっと篠原は、そんな意味じゃないのはわかってる。

「お前も馬鹿な事、考えてる暇があんなら、気持ち切り替えろ」

「じゃあ、篠原にお願い聞いてくれたら気持ち切り替える」

いつもの俺に戻って篠原の肩を組んだ。



●end…………?…●