「…いざっ………ちが…」

「あ?男なら誰でもいいんだな淫乱」

「…ちがっ…んぅ…ひぃ!」

腕を掴まれ一言も発する事なく松橋の家に着いた。

そこからは伊崎のされるがまま抵抗すれば殴られることはわかっていた。

伊崎が知らない間に襲撃にあった男と顔合わせより付き合ってると言わなかった事に苛立っていた。

「てめぇは俺だけ見てればいいんだよ」

伊崎の傷付いた顔を最後に松橋は気を失った。