「もう我慢なんてしねぇからな」

何の我慢なんだよ。
散々、いろいろした癖に。

あの伊崎に言われた日から、ずっと隣にヘバりつかれている。

あぁ…うぜぇ。

「ここ毎日、駄犬がいるんですけどー?」

「自分とこに帰れったらどうなんっスか!」

祥太や忍の罵声にも聞く耳持たずに偉そうにソファーに座っている。