「この学校でプールなんて珍しいし足だけでも楽しんだらいいんじゃねぇか?」

もっともらしい事を栗山は、こんな空気の中、口を開いた。

「栗山も良いこと言うじゃん。松橋も良かったね~」

祥太は満面な笑顔で投げられてTシャツを伊崎にぶん投げた。

「そ、そうだな」

ちょっと、プールに入りたいと思っていたからテンションが上がる。