「連れて来ましたー!」

忍と栗山は伊崎を両脇に抱えあげプールの中に放り投げた。

「沈んでしまいな!このバカ犬が!」

「この、うんこ野郎!」

しかし、日に日に祥太と忍は、伊崎の扱いが、酷くなっていってる気がする。

「プールだ!」

「真山は篠原と遊んできな」

祥太の言われた通りに篠原に駆け寄りダイブした。

プールに目が行って伊崎が、放り投げられた事に何もつっこまなかった。