「お母さんに何処までやったのか教えなさい」

またまた何の遊びを始めやがったんだ?

教室に入るやいなや祥太は「正座しなさい!」とめんどくないキャラになっていた。

「バカ犬とは、もうやったの?」

「―――っんな!!」

「かわいいー!!!!
真っ赤のトマトちゃんみたい」

「うるせぇな!!!
祥太には関係ないだろ」