「右肩の黄金の龍。間違いなく嵐希だろ。」 「まさか、言いふらす気!?」 佑がニヤリと笑った 昔から悪いことを思いついた時にやる癖だ 「大好きな子にそんなことしないよ。 俺を今殺さなければお前の秘密を言いふらす。」 そんなの…… 無理に決まってるよ… あなたを殺すなんて…できないよ 「無理だよ。」 そう言った瞬間佑が寂しそうに本当に少しでも触れたら壊れそうなくらい脆い笑顔を見せた 今にも泣き出しそうに笑ったんだ