「遅いよ、もう手遅れだよ。」
「分かってる。それでも、言っておきたかったんだ。
…ゴメン。
…それから、愛してる。」
嫌嫌嫌嫌嫌
聞きたくないよ
慌てて耳を塞ぐあたしをあなたはただ哀しそうな眼で見ているだけ
「許してくれないと分かっているが「許す訳無い。」え」
「許せる訳無いじゃない。
何?許してもらえるとでも思ったの?とんだ自意識過剰ねっ!
何で今更ノコノコ出てきて謝るの!?
あたしはあんたを死ぬまで許さない。」
しばらく長い重い沈黙が続いた
1番に沈黙に堪えられなくなったのは佑だった
「じゃあ、今ここで俺を倒せ。」


