「あげは……。」 あたしの名前を呼ぶその声 あたしが大好きで、大っ嫌いな、その声をもう聞く事は無いと思っていたのにね 「何?」 「取り合ってくれなくても良い。 ただ、これだけ言わせてくれ。 ……ゴメン、こんな俺でも愛してる。」