♀桜華×白蓮♂【完】






こ…こ……?




あいつが、あの男が、また、あたしの元へ帰ってくるの?




蓮「わざわざお前に謝るために、『絶怯にしてほしい』と頼み込んだようだ。」




…どうして?


どうしてあたしの居場所を知ってるの?


心臓が早鐘を打ち出す

緊張や興奮なんて一欠けらも無くて、握り締めた拳には嫌な汗がベッタリと





謝るなんて嘘


真っ赤を通り越して真っ青になる嘘


また騙してまたゴミのように捨てるんだ







あげは「嘘だよっ!嘘って言ってよ!
これは誰かの夢の中なんだって教えてよっっ!」





彼方「あげは………。」