「優衣…どーいう事?」 怒ってるのに 悔しいのに 頬を生温い涙が滑り落ちる 「あげはって…ホントに単純だよね。」 そう言って優衣は声を上げて笑った いつもの綺麗な笑顔も今は潰してやりたい位憎かった 「あんたが黒幕…?」 あたしの質問を聞いた瞬間優衣が小ばかにするように笑った 「あっ…もう気付いた? さすが学年不動の首席サンだねー☆」 「ふざけるな……あたし達親友じゃなかったの?」 あたしのその言葉に優衣は目を見開いた後 物凄い綺麗な笑顔でこんな残酷な事を言った