〜透SIDE〜
僕には、兄弟がいます。
三つ離れた兄が。
あげはちゃんには言っていなかったかなー…。
僕等の家はみんな財閥なんですよ…。
特に僕の父がやっている財閥は結構なお偉いさんと繋がってるんですよ。
あげは「仲峯財閥…?」
透「ぁあ…そうです。ご存知でしたか…」
もちろん、跡継ぎは長男である兄で俺はただいい子でいれば何も干渉されませんでした。
それはそれで、縛られないという意味で良かったのかもしれませんね。
少なくとも兄にとっては僕がうらやましかったんでしょうねー…。
兄はもともと何でも出来る人でした。
勉強や運動はもちろん、自分の顔を活かしてどんな女でも落とせた。
あげは「サイッテー…。」
そして、裏でも。


