あげは「あたしなんかの事良いよ。
そんな事より騎士の女嫌いの理由教えてくれない…?」
かなり無理矢理な気もするが
この手の話題はあたし的にかなり触れられたくない部分だ
騎士「え…」
あげは「前から気になってたの。ね?」
なんとか突き通そうと奮闘するあたし
騎士「……………。」
一方、騎士は終始無言
あたし達を静かな静寂が包み込む
逆に耳がキーンとなるくらいの静けさだ
あたしはこの時騎士に拒絶されたのだと気付いた
「お前は仲間じゃない」
…騎士の声が聞こえてきた気がした
口を開こうとした瞬間また声が聞こえてきた
騎士じゃない低くハスキーな男の声
瞬時にあの声だと気づく
君は白蓮の仲間じゃない
嫌われている
いつまで時が経っても、どんなに君が変わろうと努力しようと君は嫌われる
そういう運命だ
嫌われ者は誰にも必要とされない寂しいコ
we don't love you.


