「…そうか。んじゃ、とりあえずゲーセン行くか」 きっと、彼自身も分かってるんじゃないかな? 私が今の関係が嫌なこと。 「うん」 そう言って歩き始める。 身長が小さくて歩幅があまりない私にいつも歩幅を合わせてゆっくりと歩いてくれる良太。 さりげない優しさが逆にココロが痛くなる。 和だったらどれだけいいか。なんて考えてしまう。 こんな彼女最悪だよね…。