何か恥ずかしい…。



武藤くんは声を殺して笑ってるし。




「もう!笑わないでよっ!」


「ごめんごめん。」


「それ本気で言ってる?」


「言ってる。」




でも思いっきり笑ってるのは、気のせいじゃないよね?



「もう!」


「ははっ。」


「…。」



あぁ…穴があったら入りたい。




もう寝ないし。





多分。






あっという間に家に着いちゃって…。



「越智。」


「はい。」



いきなり真剣な顔で私を見る武藤くんに思わず敬語になってしまう。



「笑ってろ。」



そう言って私の頬に触れた。




ドキ…。