私はゆっくりと立ち上がり、一歩一歩戦いの中へと進む。 「…悲しい人…。ただ愛されたかっただけ、温もりに触れたかっただけ…」 歩みは止めず、ただ前に進む。 「っ!!!?セシル!!! 下がれ!!!」 無表情でアデルと戦っていたルークの表情が強張る。 「…アデル…… 大丈夫、もう痛い思いしなくていい、一人で泣かなくていいから…」 全ての人に罪があり、それは平等な重さ… アデルもお父様も、それを取り巻く全ての人に罪がある。