そして暗闇の中で
声がした。
『マリア様…あなたこそ
セフィロトの真理の扉を
開く者…』
セフィロト…真理…扉…
それはいつも私の中にあり、私の中のみに存在する。
『真理に辿り着きし時…
扉は開かれ…新たな世界の創造が始まるでしょう…』
この声が誰なのか…
私には分からない。
それでも私は何かに
呼ばれている。
それが真理と言う
セフィロトなのかもしれない。
『あなたの旅が始まり
運命は急速に動き始める。
あなたの中の聖女の血が
道を示し導くでしょう』
そこで夢は途切れる。
夢と言えど映像は無く
音声だけ…
でも私はそこへ
行かなければならない
と何度も思う。


