「…全ての魂に制止を、
我が声を聞き届ける事を命ず!!!」
そう叫んだ刹那―…
―ピキンッ
私から光が放たれる。
その光は魂達の動きを止め凍結させた。
「…悲しき魂達……
その眠りを妨げられた者、輪廻の理を壊された者…。
今還る可き場所へ…」
両手を前に出し魂達へと名を贈る。
何万…何千もの魂に…
「神の権限において…
魂の送還をっ!!!」
―ピカアァァッ!!!
光が弾け、魂達を包み込む。魂達は個々に何かを呟き、天へと昇る。
「……汝等の旅に…
神の御加護があらん事を…」
両手の指を絡ませ、祈りを捧げる。
願わくば…彼等の旅路が
町人の心の新たな旅立ちとなる事を…


